Example 1: Panasonic LUMIX TZ7
サブカメラとして持っていったPanasonic LUMIX TZ7を水中で使用した感想ですが

「ワイド用サブカメラとしては使える」

というのが1ヶ月弱使ってみた感想です。

メインカメラが105mmマクロの私にとって、やはり広角25mmかつ動画が撮れるというのは結構使えました。また動画もボタン一発で撮れるので結構使いやすいです。

上の写真はフラッシュなし・水中モードでの写真です。構図はともかくコンデジとしてはこんなものかな。(この投稿の写真すべてレベル調整等はしていません)

Example 2: Panasonic LUMIX TZ7

この写真は内蔵フラッシュ・水中モードの写真です。

ただ、いろいろと不満もあります。てゆうか、この不満点がこのカメラがあくまでサブカメラであってメインになりえない点ですかね。

水中モードはマクロ機能が使えない

これはマクロがメインの私にとっては問題はないですが、ズームするとピントが合わなくなる事が多かったです。ダイブショップテールさんが紹介しているようにクローズアップレンズが必要ですね。

ストロボが全体に回らない
Example 3: Panasonic LUMIX TZ7

上の写真を見てもらってわかるようにフラッシュの光が全体に回らず、右上だけになっています。まあ、これはコンデジハウジングの宿命みたいなものなので仕方がありませんね。拡散版をDIYするか、外部ストロボが必要ですね。(ちなみに上の写真はピグミーシーホースを撮った写真です)

水中モードの赤補正が強い
Example 4: Panasonic LUMIX TZ7Example 5: Panasonic LUMIX TZ7

上の2つの写真見てください。左が水中モード、右がビーチモードです。知ってのとおり水中では赤色は消える傾向があるので、水中モードでは赤色を強く補正しているようです。ただ、この補正が強すぎて逆に不自然な写真になる感じた時が多々ありました。特に水面近くや対象が近い時に強く感じます。

Example 6: Panasonic LUMIX TZ7

上の写真も、その補正がよくわかる写真です。フラッシュがまっすぐなのでマリンスノーが発生していますが、赤くなっています。

カードエラーの発生が頻繁

これが一番困った点です。突然カードエラーが発生する場合があり、それまでのデータが全部壊れてしまいました。サルベージしようと頑張ったのですが無理でした。カードへの記録中に操作してしまったからか、カメラとメモリーカードの相性が悪いのかわかりませんが・・・せめてデータだけはきちんと取り出せればいいのですが。

バッテリーがあまりもたない

当たり前ですが動画を多く撮るとバッテリーがあまり持ちません。たぶん毎ダイブバッテリー交換が必要な人も多く出てくるのでは。

なんやかんやと結構な数の不満点があるなぁ。

結論としては、サブカメラとして割り切って使う分には問題ないですが、そうでなければ外部ストロボのない状態では結構きついですね。
来月は怪獣王国に行く予定なので、外部ストロボをつけて写真を撮ってみます。
持っていくカメラはこれだけにしようかな。

2 Replies to “Panasonic LUMIX TZ7は水中で使えるカメラか?”

  1. 通りすがり says:

    TZ7私も使ってますが、
    panaのデジカメは水中での赤補正すごいですよね。
    写真ではなくて、あくまで画像として考えているのではないかと思えます。
    ただ、見栄えは良いので初心者には良いのではないでしょうか。

  2. kitachan says:

    この赤補正は本当にびっくりしました。

    まあ、赤補正に関してはモードを変えればいいだけのことなんですがね・・・
    こういう時に限って、群れが出たりレアな魚が出たりと興奮状態な時が多いので、ちょっと難しいです・・・(涙)

    TZ7は簡単に、しかもそこそこの写真が撮れるというカメラなので大部分のダイバーにとっては悪くはないカメラだと思います。

    もっと画質を・・・という人は一眼を買えばいいだけなので。
    ただ、重いんですよ・・・一眼を2台持って海に入るのは(汗)

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