上級救命講習を受講してきました。

2年前にテクニカル講習を受けるためにPADIのEFRを受けていたのですが、そろそろ期限が切れるので、今回は上級救命講習を受講しました。

上級救命講習は東京消防庁の外郭団体である公益財団法人東京防災救急協会が開催している応急手当の講習で、東京各地の消防関連施設でで開かれていますが、私は家から最も近い本所防災館で受講しました。8年前にもこの講習は受けたことはありますが、3年以内に再講習を受けないと一から受講しないといけないため、上級救命再講習ではなく上級救命講習となりました。

別にPADIのEFRを再受講してもいいのですが、講習のみで実地の経験が少ないダイビングのインストラクターよりも、救急救命士の経験のある方から教えてもらったほうがより実践的かなと思い、上級救命講習にしました。上級救命講習以外には日本赤十字社の救急講習も候補としていたのですが、講習会場が家から近いというだけで上級救命講習にしました。

まぁ講習の内容は、知っている内容なのでスムーズに課題をやることが出来まし、問題なく認定証をもらうことが出来ました。

残念だったのが、未だ2005年のガイドラインに準拠した内容であったことですね。まぁ日本版ガイドライン2010の確定版が10月に出たから仕方がありませんが。ただ違いについては自分でチェックしておくほうがいいですね。

大きな違いは胸骨圧迫の重要度が増していて、2005年ガイドラインではまず人工呼吸を2回してから胸骨圧迫をする手順でしたが、2010年ガイドラインではまず胸骨圧迫をしてから、人工呼吸に関しては訓練を受けていても技術がない者は人工呼吸をせず胸骨圧迫のみ行うとなっています。あと乳児にもAEDが適用されたことも大きな違いかなぁ。それ以外にもいろいろ変わっていますね。

この辺はほぼ変更されるのだから、口頭だけでも「今後このように変更になる」と説明があったほうが良かったのではないかと思います。

特にテクニカルダイビングをするからという理由ではないのですが、定期的に救命講習を受けていた方が、万が一の時に対応しやすいと思っていますので、今回はいろいろと思い出せてよかったです。少し忘れていることがあったので・・・

もちろん実際に対応できるかどうかは別問題ですけどね。ただいつでも対応できるよう準備のために、今後も定期的に講習は受けようと思っています。

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